Kennyさんがメルマガでオススメされていた本『100%自分原因説』。
調べるとコミック版があったので、電子書籍を購入してみました。
「思考が現実を作る」ということを、わかりやすく扱っています。
ポジティブなこと、ネガティヴなこと、どちらであっても、自分の思考が現実を引き寄せてしまっている、ということです。
マンガと解説(文章)が交互に出てくるので、とても読みやすいです。
いろんな例が出てきますが、印象的だったのは、こちら。
・自分は「困ってる人を助けたい」と考えていたとする。
・そうすると、自分の周りには困ってる人が集まってしまう。なぜなら、困ってる人を救わないと、自分が満足できないから。
・ときには自分が「困ってる人」の側になってしまうことがある。
・「困ってる人」と「助ける人」の構図が繰り返される。
・注意すべきは「潜在意識は一人称しか認識できない」ということ。困ってる人も助ける人も、全部自分に跳ね返る。
「困ってる人を助ける」という思考を咎める人はあまり居ないように思います。むしろ褒められることだったりもします。
良かれと思って(もしくは、社会的、道徳的に規範になると認められたことを)やっていることが、パターン化してしまうこともあり、その結果、ネガティヴな現実がもたらされてしまうこともある。
…正直、ハッキリ言われないとピンとこない話だと思います。
ほかにも本書にはいろいろな事例が含まれているので、本やマンガで繰り返し読んだり、自分に起こっている現実に引きつけて考えるのが良いのだろうと思いました。
「思考」と「現実」の分け方も印象的です。
「現実」は、今この瞬間に五感で感じ取っていること。後も先もなく、「今」。
それ以外は全て「思考」。1秒前(過去)、1秒後(未来)、どちらも「思考」。
過去の思わしくない考えは、認めた上で手放す。
そして今を幸せに生きると、未来も幸せになる。
自分や他人を下げて生きても、そこから幸せな「今」は生まれない。幸せな「未来」(思考)にもつながらない。
色々書いてしまいましたが、「不満垂れて生きていても、そりゃあ良いこと起こらないよなぁ」と思える内容です。
ネガティブな感情も、抑え込む必要はない。
ポジティブな感情も、ネガティブな感情も、どちらも自分が生み出しているものだし、何かしら理由がある。
どんな感情も尊いもの。
この1年ほどで、さまざまな方の発信に触れる中で、内容に共通点を見つけることもあります。
今の自分にとって、深く考えるべきテーマなのかな、と思いながら受け取っています。
※ちなみにわたしは電子書籍をebookjapanで購入しています。
週末にPayPay還元率がめちゃくちゃ高くなったり、たまにセールをやっていたりするので、お目当ての本がかなり安く買えることもあります。